中小企業を支える想い

夏季のご挨拶
暑い日が続いておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。私自身、開業して間もない新米社労士として、暑さに負けず日々勉強と実践を重ねながら過ごしています。
今日は、なぜ私が社労士として独立の道を選んだのか、そしてこれから皆様とどのような関係を築いていきたいかをお話しさせていただきたいと思います。
安定を手放してでも挑戦した理由
「今辞めなくても、60歳になってからでもいいんじゃない?」
独立を決めたとき、家族や知人からこんな言葉をかけられました。確かに、保険代理店での安定した環境を手放すことへの不安や心配は大きなものでした。
しかし、私の心の奥底には、どうしても諦めることのできない想いがありました。それは、身近な親族が中小企業の経営に苦労してきた過去と現在の姿を見聞きしてきた経験から生まれた「同じように悩みを抱える中小企業を支えたい」という強い想いでした。
保険代理店時代から、より幅広い知識と提案力を身につけたいという思いで、FP3級から1級まで、さらに社会保険労務士の資格を取得しました。学ぶ過程で、中小企業の経営者の方々がいかに多くの制度や情報に囲まれながらも、実際には「使える制度があることすら知らない」という現実を目の当たりにしました。
自分の可能性に挑戦したい気持ちと、より幅広く社会に貢献したいという思いが、周囲の心配の声を上回り、私は独立の道を選びました。
中小企業が直面する本当の課題
社会には助成金や企業型確定拠出年金など、中小企業の経営を支える制度がたくさんあります。しかし、現実には「使える制度があることすら知らない中小企業が多数」という状況があります。
情報が難解で整理されておらず、行政任せになっている現状を変えるためには、誰でもわかる形での「翻訳・整理・発信」が必要です。制度を”経営の言葉”で伝える社労士の役割がここにあると思っています。
私の強み・サービス内容
企業型DC導入や退職金制度の設計
助成金の提案・申請支援(キャリアアップ・人材開発支援・働き方改革等)
業務改善につながるサポート(労務管理ソフト導入、OCR等)
保険の見直し相談、お金全般に関する相談対応
私は、社労士としての制度知識に加え、FP1級の視点から「人」と「お金」の両面で経営を支援できることが強みです。
お客様第一主義の実践
私のモットーは「お客様第一主義、相手に寄り添って対応、傾聴重視」です。
ただ手続き代行や給与計算といった単純作業をするのではなく、制度の背景や経営課題に寄り添い、戦略的な提案ができる社労士でありたいと思っています。そして、お客様が「会社を続けてよかった」と感じていただけるような支援を目指しています。
究極的には、社長の皆様が”人”と”お金”の不安から自由になり、自分の意思で未来を選び取っていけること。お金の不安や人の悩みから少しでも自由になって、”社長が本当にやりたいこと”に集中できる状態をつくることが私の理想です。
皆様との長期パートナーシップに向けて
まだ開業1年目で顧問先も1社という駆け出しの私ですが、だからこそ一社一社、一人一人のお客様と真剣に向き合うことができます。
対象のお客様
・50名未満の中小企業経営者様
・個人事業主様
・地域:東京を拠点としながらも全国対応
商工会議所にも入会し、地域との繋がりも大切にしています。
最後に
社労士業界が単なる”申請代行”の集まりではなく、中小企業の成長を真に支えるパートナー集団へと進化することに貢献したい。制度の活用を通じて経営課題を解決し、経営者の未来を共に描ける存在を増やすことで、業界全体の価値と信頼を高めていきたいと考えています。
経営者の右腕として、助成金や制度を単なる手続きの道具ではなく、経営を強くする武器に変え、共に未来を切り拓くこと。これが私の目指す姿です。
暑さ厳しい折、皆様におかれましてはお体にお気をつけてお過ごしください。
お気軽なご相談も承っております。